8、続!ニューオリンズ・ツアーガイド(2日目)



続きまして、旅行2日目。フェスくんゆかりの地をたくさん回っておりますー!

8月3日(月)
「この日はぐらさんへのミッションを果たすべく、フェス関係を回ってしまうことに。 いや、やっつけって意味じゃなくて、何があるかわからんしね、実際あったし。」
この意味は、後々わかります!

「11時頃出発したのでフェス君のお家博物館には早いし、まずはマガジン通りを西に向かい、ナポレオン通り(未だ絶賛工事中でした)を南下して銅像版へ。」

この銅像板についてはこちら、以前のレポートを参照にして下さい。

「着いたのはいいが、なんじゃこら、ホームレスのお兄さんの荷物がフェス君広場にぃ! せっかく日の高いうちに写真撮ろうと思って来たのになんだかなあ。 銅像版の後ろの木の下に居た黒人のホームレス兄さんは、私が写真を撮り始めると変な歌うたいはじめたが無視して撮影。」

なんか、えらい展開になっておりますが・・・「変な歌」・・・気になる。

「お兄さんと荷物が入らない唯一のアングルで」


photo by Atsuko Taniguchi

お、このアングルからだと、銅板に♪の模様が入ってるのが見えますね〜

「それにしても、以前に増して鳥のフンが・・・」


photo by Atsuko Taniguchi

わ、ほんとだ〜(泣)!ホームレスさんのお荷物っぽいものも写っております。。。

「実は私、今回ちょっと銅像版をお掃除してあげようと思ってたんだけど、ホームレスさんのでかい荷物はあるし、どのみちあんまりいい写真も撮れないだろうからやめました。
その代わりではないですが、チピチナーの建物はちゃんと撮ってきました。」

「ナポレオン通り側」


photo by Atsuko Taniguchi

おおお〜

「チョピトゥラス通り側」

photo by Atsuko Taniguchi

おおお〜

「ホームレス兄さんのでーっかい荷物が銅像板の横にあるのがよく分かる写真。」

photo by Atsuko Taniguchi

結構がっつり生活感ありますね!

「ホームレス兄さんを写さないように・・」


photo by Atsuko Taniguchi

こっち側も、結構フンまみれですね!

「さて、ここからフェス君のお家博物館に行くべく、ナポレオン通りを北上してセント・チャールズ通りに出るのですが・・・ん?なんか変?
あああああああっ!電車が!ちんちん電車、いや、ストリートカーがないいいいい!
ナポレオン通りだけでなく、セント・チャールズと交差する大きい通りが絶賛工事中!
うーーーん、この夜ストリートカーでのんびりと、ガーデンディストリクトにライブみに行こうと思ってたのにな、カフェでストリートカーが通るのを眺めながらコーヒー飲もうと思ってたのにな。
それにしてもストリートカーがあるかないかで、通りの雰囲気ってかなり変わりますね。

なんでもナポレオン通りやルイジアナ通りなど、ミシシッピーに向かって伸びている中でも大きい通りの排水管工事を大掛かりにやっているそうで、大雨や洪水に備えて必要なんで仕方ないですね。
工事が終わればストリートカーはまた運行するそうです。
ニュー・オーリンズなんで多分、予定よりは長くかかると思うけど。」


あららら〜ちんちん電車、いや、ストリートカーがないと、あのニューオリンズらしい街並が見られないのが残念ですね〜

ここで、ストーリートカーの追加情報!

「運行していないのはセント・チャールズ通りの、リー・サークルからオードボン公園の間くらいだけで、その他のセント・チャールズ通りは運行してるようです。
他の通りのちんちん電車は運行しています。
紛らわしいので、一応。」


だそうです!
さて、フェスくんのお家博物館、詳細は以前のレポートでどうぞ。こちらです〜


photo by Atsuko Taniguchi

「さて、フェス君博物館に着きました。
ん?こっちはなんだか異様に静かだな。
窓にダンボールで目隠ししてあるし、なんかそんな気はしてたんだけど、きっちり閉まってました。
お知らせとか、閉まってますとか、何もなし。」


あぁぁぁ、、、やっぱりぃぃぃぃ、、、、、
なんでなんでしょうね?閉館されたには早すぎるー!

「ぐらさんへのミッションを果たせなかった失意と、やっぱりな、という気持ち半々でしたが、ただで帰るわけにもいくまい。
きっちりお家の裏側(隣の建物の駐車場になっている)に回り、そこに居たおねえさんに不審がられながら写真撮ってきました。

でね、前回の間違いです。
おうちの裏にはコラムもポーチもありませんでした!
次の通りから見たらそう見えただけでした、すみません。」


photo by Atsuko Taniguchi

なるほど。シンプルに裏口があるってだけみたいですね。

「次はすぐ近くにあるフェス君の壁画。 これはちゃんとありました! 良かった。」

photo by Atsuko Taniguchi

お!これが以前、敦子さんに教えていただいた「Ashe Culture Center の壁画」ですね!
まあ、壁だから、、、ひび割れは仕方ないよね!

別の角度から〜

photo by Atsuko Taniguchi

「お昼時間になったので、フェス君壁画の場所をグーグルマップで確認していてたまたま見つけたカフェに行く事に。 Cafe Reconcile ( 1631 Oretha Castle Haley Blvd ) 壁画のある建物の斜め向かいくらいにあります。cafereconcile.org/

場所はこちらです〜


「このレストランは、地域の低所得家庭の若者(16歳から22歳)に、レストランのシェフ、調理師、給仕などのトレーニングをして、自立できる手助けをするために非営利団体が経営しています。
実際に働いているのはその低収入家庭の若者たちで、やはり黒人が大半でしたが、白人も少数いました。
彼らの中にはネグレクトや家庭内暴力で苦しんでいる子たちも多いので、そういうケアをするプログラムもあるそうです。
このレストランで食事をすることで、彼らを助けることができるし、お客さんは食事を楽しめるし、とても良いアイディアだと思いました。
若者たちも、ちゃんとしたスキルをつければ、路頭に迷って犯罪を犯す可能性も低くなるし、もっとこういうのが増えるといいな。
綺麗なレストランで、お客さんも身なりが良い人が多いですし、若者たちもハキハキと働いているように見えました。
食材も良いものを使っているのがわかりました。
直接レストランに来られない人は、寄付することも可能です。
フェス君の壁画のおかげでこのレストランを見つけられて良かったです。」


なるほど、いいシステムですね!

「私のフライド・キャットフィッシュとレッドビーンズ&ライス、サラダ付き、旦那のミートローフ」



photo by Atsuko Taniguchi

美味しそう!!ボリュームもすごいですね〜
こちらのレストラン、お昼のみの営業だそうです。

「お昼の後は、いよいよフェス君の眠る墓地、マウント・オリヴェット・セメタリーへ車を走らせました。」

はい、こちらのレポートも参考にどうぞ〜

「墓地について、霊廟のフェス君の棺の入っていると予想をつけたところに行ってみたけど、ない。
2階建の2階だと思っていたので、回廊のようになった建物を全部回ってみたけど、ない。
なので、1階に行って、これもほぼ回ってみたけど、見つからない。
旦那も一緒になって探してくれたけど、ない。
この霊廟、幾つかに分かれているのかと思っていたのですが、全部繋がっていました。」


めちゃめちゃ探しまわってくれるてる・・・申し訳ないです!

「Mausoleum (霊廟)フェス君はこの道から見えているところでした。」

photo by Atsuko Taniguchi

「しゃあないので、てくてくと事務所に歩いて行って聞くことに。
事務所の人たち、フェス君はすぐわかったみたいだけど、どこにあるかはうろ覚えみたいで、その中の一人の女性が案内してくれました。
すると、入り口のすぐ近くだけど、霊廟の入り口からは裏になる、ちょっとポケット状’になって見落としていたところでした。
フェス君、そんなとこに隠れてないで出てきてくれれば良かったのに、って出てこられても困るか。」


いや、あたしだったらそんなに困りません!出てきて、フェスくん!

「このセメタリーはフェス君の入ってる建物(Mausoleum)の他に、もう一つ新しいのを建設中でした。
その二つの建物の真ん中に、噴水の周りにピアノのキーを配して、サックスやトランペット(だったと思う)のモニュメントを配したのも建設中でした。 できたら綺麗だろうな。」


photo by Atsuko Taniguchi

ああ!!!あったああ!!フェスくんのお墓!!!!

「フェス君とアリスさんの棺が入っているのは、一階の墓地の入り口に面したところでした。
Norman Mayer Ave. から見えるところなので、フェス君、道行く人を眺めてるかも知れないです。
ちゃんとお参りして、挨拶してきましたよ。

↓下から3番目だけは合ってました(笑)」


photo by Atsuko Taniguchi

これ、実はですね、メールのやりとりの中で敦子さんが「フェスくんのお墓、イタリアのサイトに載ってる写真で見ると墓石に木の影が反射して写っているから、その感じをグーグルのストリートビューで見ると、おそらく2階にあるのではないかと思われる。多分ジェンテリー通りに面した側で、棺が入ってるのは下から3番目」という話になり、「敦子さん、探偵になれますよ!」と言ってたんですが、実際は残念ながら1階だったのです。
探偵って、簡単にはなれないんですね(笑)!

さて、敦子さんはこのレポートとは別に、各地からこんなお写真も送って下さっているのです。


photo by Atsuko Taniguchi


photo by Atsuko Taniguchi


photo by Atsuko Taniguchi


photo by Atsuko Taniguchi


photo by Atsuko Taniguchi

くくくっ・・・・事前に、何を用意して行ってるんですか!
お茶目な人ですね!
奇しくも、この「ぐらちゃん待ってるで!」吹き出しのおかげで、各所の大きさ比較ができるようになっております。
この壁画、意外とデカかったんだね!

というわけで、フェスくん関連の場所をレポートしていただいたところで、この日のレポートは一旦終了です。
次のページでは、シーセイントスタジオ他のレポートをお伝えします〜


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