8、続!ニューオリンズ・ツアーガイド(5日目・前編)



さあ、5日目!まだまだ、回りつくしますよー!

「6日(木)
さて、この日はニュー・オーリンズを見て回る最後の日なので、行けなかったところ全部回ろう、フレンチ・クォーターも行こう、と思ってたら旦那が「例のセメタリーには行くの?」って聞いてきました。
なんや、(ホルト)行きたかったんか、ってんで行く予定にしてなかったが急遽行くことに。」


さて、このホルト・セメタリーですが、ちょいとイワクツキのスポットなのです。
こちらのHP(HAUNTED NEW ORLEANS)では「世界で一番とり憑かれた墓地」扱いされております!恐いー!

http://www.hauntedneworleanstours.com/cemeteries/holtcemetery/

ジェシー・ヒルが埋葬されているらしいこの墓地、どうなんだろ・・・やっぱ恐いのかな?

「お次は Holt Cemetery (4901 Rosedale Dr )へ。
世界一取り憑かれたとか、呪われたとか言われることもあるらしいので、覚悟して行ったんだけど・・・
確かにもうちょっと手入れが必要だ、というのは誰もが同意するところでしょうが、墓石さえ買えない人たちが、ベニヤ板やコンクリートのブロックなどで墓石を作ったり、あるもので一生懸命作っているのが見えて「取り憑かれた」なんて言ったら本当にバチが当たると思いました。
お墓の囲いまでも手作り感満載でした。」


photo by Atsuko Taniguchi

ほんとだ。ごちゃごちゃしてはいるけど、ぜんぜん普通の墓地ですね〜

「コンクリート片の墓石」

photo by Atsuko Taniguchi

・・・どの部分がお墓なのか分かりにくいけど、この木みたいなので囲われてるところなんでしょうかね。
墓石もあったりなかったり、、、何もないところにお花だけ備えてあったり。
そうかあ、つまりは庶民の墓地なんだな〜

「普通に墓石があるお墓もあります。」


photo by Atsuko Taniguchi



「溶けるほど暑かったのもあるけど、新しく墓穴を掘っている人たちは日陰で休んでいるし、のんびりした感じの墓地だと思いました。
カトリーナの洪水の後はかなり悲惨な事になっていただろうとは思いますが。
ジェシー・ヒルのお墓は墓石があるのはわかってたんですが、この暑さの中で一つ一つ見るのはあまりに罰ゲームなので、心の中でお祈りしておきました。

↓お墓の入り口と、入り口右側にあるマーカー。」



photo by Atsuko Taniguchi


photo by Atsuko Taniguchi

うん、全然恐くなかったね!

「そのあと、ホルトからそれほど遠くない Saint Louis Cemetery ( 3421 Esplanade Ave ) にも行ってみました。
こちらはホルトとは打って変わって、死ぬほど奥行きがある墓地でした。
ジャズフェスの会場、フェアグラウンズに隣接しています。」



photo by Atsuko Taniguchi

「典型的なニュー・オーリンズの墓地で、古くて朽ちているのもあるけれど、全体的にかなり綺麗なお墓が多いです。」


photo by Atsuko Taniguchi

おお、立派なお墓だ〜墓石の上に像が立ってるんですね。

「お墓といっても、Crypt(建物のようなお墓)には複数の棺が入るようになっていて、嫁姑問題なんかでは、入るのに揉めるんじゃないかといらん心配をしてしまったり。」


photo by Atsuko Taniguchi

あはは!嫁姑問題!
まあ、それは日本のお墓でも同じことですよね。棺桶と骨壺の違いだけで。

「ところどころに植わっている木や芝の手入れも行き届いてました。
アーニー・ケイドーと奥さん、アール・キングのお墓には標識があるはずなのですが、先が見えないほど長い墓地、これまた炎天下ではまた罰ゲームなので、こちらも心の中でお祈りしておきました。
(管理事務所があったので聞けばわかるはずだけど、暑さで面倒になりました、ごめん)」


確かに、写真見るだけで暑さが伝わってまいります!

「 Crypt だけでなく、霊廟もあります、この裏くらいがフェアグラウンズ。」


photo by Atsuko Taniguchi

「フレンチ・クォーターに行く前に、その北側のトレメ地区にある Mother In Law Lounge の写真を昼間に撮りに寄りました。
現在カーミット・ラフィンズがオーナーになっていて、外壁にも彼の絵が追加されてます。
前にあるバーベキュー・ピットはトランペットが付いているので、カーミットさんのものですね。」


photo by Atsuko Taniguchi

ぐわっ!昼間に見ると、また別の趣がありますね!クレイジー!!

「派手や〜。
左下のはスヌークスか、ジェームス・ブッカーか、ただの近所のおじさんか? 」


photo by Atsuko Taniguchi

色々突っ込みどころがあるけど、全体のインパクトが強過ぎて、どこから手をつけていいか分かんない!
ははは!左下!確かに、目のところに星マークがあるからジェームズ・ブッカーに見える!

「このあたりの高速道路の高架にはずっと、カラフルな絵が描いてあります。
アーニー・ケイドー率が高かった、って彼のキャラクターは描きやすいもんね(笑)。」



photo by Atsuko Taniguchi

誰が書いてるんだ、これ(笑)。

「こっちにもアーニー、左奥に見えてるのが初日に行ったレストラン。」


photo by Atsuko Taniguchi

どれも、色彩感覚がキュート!!で、画風がなんかユルい。w



「そこからフレンチ・クォーターに行って車を停め、コートヤードのある Cafe Amelie ( 912 Royal St ) で一回くらいお洒落な昼食を、と思ったら門が閉まってるー。
電話してみたら、夏休み中だって・・・・
ニュー・オーリンズは夏はシーズンじゃないんですよ、でもレストランが夏休みって・・・
次にコジモさんのスタジオ跡を探していて見つけた、マルディ・グラ・インディアンの人がやっている Golden Feather Mardi Gras Indian Restaurant Gallery ( 704 Rampart ) に行ってみるも、こっちは閉まってるだけなのか、閉店しちゃったのかよくわからない雰囲気。
店の中にはまだマルディ・グラ・インディアンの衣装なんか飾ってあるのが見えるんだけど。」


あら、そこ気になりますね。
レストラン・ギャラリーなのか〜

「他にどこがあるかなあ、と考えたんだけど、今までフレンチ・クォーターで行ったレストランで、また行きたい!と思う所がないんですよ。
観光地にうまいものなし?なのかなあ、全体的に高いし。
なので、二日前に行った St Roch Market に再び行きました。(車なら5分くらいで行ける)
二日前と違って、行ったのがお昼過ぎだったからか満員、席が空くのを待たないといけないくらい流行ってました。 ここは地元の人の新しいトレンド・スポットのようです。
前回と違うブースで買って食べたけど、結構お洒落だし、フレンチ・クォーターみたいにゴミゴミしてない上にずっと安いし、こっちの方がいいです、きっとそうです。
メインのザリガニの入った料理(写真左下)を食べた後、野菜不足だったので、また山盛りサラダ買いにに行って食べました。
旦那はその間にブレッド・プディングを買っていたけど、これも美味しかった。
(ここはフレンチ・クォーターからランパート〜セント・クラウドのバスで行けるはずです、フレンチ・クォーターの端から15ブロックなので、歩けない距離でもないが)」



photo by Atsuko Taniguchi

おお!これもおいしそう!!!真ん中の下のやつが、ザリガニなんですね〜むふふ。
このSt Roch Market、いいですね〜



さて、ここでいったん終了。
5日目の続きはまたこの次のページで!


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