Rockin' Pneumonia And Boogie Woogie Flu/Huey "Piano" Smith & His Clowns (P-VinePCD-2474)
![]() このヒューイ・スミスという人は、あまりに過小評価されすぎていると思うのだ。鍵盤弾きとしてもサウンド・クリエイターとしてもソング・ライターとしても、希少な存在だ。 このアルバムと次の『ポパイ』では、クラウンズ全盛期といわれるエイスでの録音がまとまって聴ける。「ロッキン・ニューモニア」「ハイ・ブレッド・プレッシャー」「ドント・ユー・ジャスト・ノウ・イット」「ドント・ユー・ノウ・ヨコモ」など、ノベルティックで陽気な有名曲が目じろ押しだ。各曲についての情報は、添付の鈴木啓志さんのライナーが非常に詳しく、ここでは割愛させていただく。 この時代のエイスの音を聴くと、あちこちでクラウンズ・サウンドにぶちあたり、いかにこの音が当時一世を風靡していたかを改めて実感する。ニューオリンズのみならず、コースターズあたりの音を聴いてもクラウンズのパチもんって感じだし。 ピアノマンとしての力量も素晴らしく、フェスとは全く異なる個性を築き上げた天才だと思うのだが。ニューオリンズには名前が出ている鍵盤弾きは大勢いるが、やっぱりフェスとヒューイ・スミスが突出しているなぁ。 ちなみにヒューイは、このCDと次のポパイの間でインペリアルに移籍しピティー・パットというシャウター系ヴォーカリストで録音しているが(Snag-A-Tooth Jeanie /Huey "Piano" Smith & His Clowns/ Night Train NTI CD 7078で聴ける)、やっぱりクラウンズにはおかまボーカルのボビー・マーチャン擁するエイス時代が一番。コーラスの使い方も秀逸。 |
近い選曲のCDです。
収録曲をお確めの上ご購入下さい。 |
Pop-Eye/Huey "Piano" Smith & His Clowns(P-Vine PCD-2475)
![]() こちらもクラウンズのエイス録音。上記『Rockin' Pneumonia And Boogie Woogie Flu』とも1曲もダブリがないので、両方買いましょう。(私はP-ヴァインのまわしものではない) タイトル曲のポパイはかなりヒットしたらしく、「ポパイ」という名のダンス・スタイルもあるらしい。相変わらず、ノーテンキなおふざけ曲が満載で、いくらでも踊れる。よく、フェスがR&Bにラテン・リズムを取り入れたと言われるが、このクラウンズのラテン風味は、ヒューイのパーカッション・ピアノで色付けされて何ともフォンキーだ。 クラウンズのライブはかなりショーアップされたレヴューだったそうだが、楽しそうだなぁ。どこかに映像が残っていないものだろうか。音だけでもいいんだけど。御存じの方は是非御一報を。 ちなみに、このエイス時代にはこれ以外にクリスマス・アルバムも発表されていて、こちらも素晴らしい。 全然関係ないが、私はアメリカ南部のフライド・チキン・チェーン「ポパイ」の大ファンで、ここのビスケットなら毎日でも食べられる。レッド・ビーンズ&ライスもここのは美味い。もっと関係ないが「チャーチーズ」のオクラ・フライも好きだ。「ケンタッキー」はもういいから、日本にも「ポパイ」と「チャーチーズ」を! |
近い選曲のCDです。
収録曲をお確めの上ご購入下さい。 |