14.New Orleans Soul '60's Watch Records (Mardi Gras Records MG1047)
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これはオドロキ!!フェスの幻のウォッチ録音がオムニバス盤で発表されていたとは!
ウォッチと言えば、脂が乗り切ったフェスに素晴らしいバンド演奏・名アレンジを聴かせるニューオリンズR&B最盛期の名録音『Big Chief』で有名だが、ここではProfessor Longhair & The Clippers名義の2曲『Third House from the Corner』『Willie the Prince』までもが収録されている。 更にこの『Third House from the Corner』は、P-Vine盤『21Blues Giants』に収録されているバージョンとも異なるものだ。『21Blues Giants』収録曲はエドワード・フランクがオルガンを演奏しているが、本作品に収録されている曲ではフェスらしきピアノの音が聴こえてくる。 『Willie the Prince』に関しても、一瞬我が耳を疑うほどフェスらしさが全くないが、よく聴くとかすかにフェスっぽいフレーズのピアノが聴こえてくるので、おそらくこれがフェスの演奏なのだろう。なんとも不可思議。歌っているのもフェスではないし「フェスの演奏は〜」云々語るほどもないが、珍しい録音であることに変わりはない。 フェス以外では、ジョニー・アダムス、ベニー・スペルマン、トミー・リッジリー、デル・スチュワート他が収録されているが、どれもはずれなし。サウンドも全体にアール・キング・フレーバーで、まさに60年代のニューオリンズ!ニューオリンズR&B好きなら、決してハズせない名盤だ。 |