3.Dr.John Sound Stage New Orleans Swamp(Rhino R3 2076)
sound stage 出演 Professor Longhair ,Meters ,Earl King, Dr.John

74年10月30日シカゴWTTW局で収録されたTV番組。
ドクター・ジョン紹介でまずフェスが登場。圧倒的な貫禄。ほんと、いい音してる。コンガはアルフレッド・ウガンダ・ロバーツ。上手くない。

続いてアール・キング。相変わらず寝癖付きの髪型で登場。汗だくで必死の演奏。物凄い下手くそ(すいません。ヘタウマと言った方がいいだろうか)だが、なんともフォンキー!

続くミーターズも文句無し。(ジガブーの髪型が笑える)ここでは特にベーシスト、ジョージ・ポーターの演奏力が光る。2曲じゃ少ないね。もっと聴きたい。

最後にドクター・ジョンが怪し気な粉を蒔きながら登場。2人の女性コーラスを従えて演奏。できれば、ミーターズの演奏でアルバム『In The Right Place』の再演をやってほしかったなぁ(だって、このバンド、ショボいんだもの)。

さて、ひと段落した後、フェスとアール・キング、アート・ネヴィルらが再登場し、アール・キングがフェスに書いた「ビッグ・チーフ」を全員でセッション。これが圧巻!やっぱりフェスは格が違う。フェスのピアノだけ突出して聴こえてくる。フェスが歌うと急にサウンドがフォンキーになる。この顔ぶれでこれだけのことをやられたら、降参です。最後にフェスが投げキスしてるの〜〜〜きゃぁ〜〜贅沢を言うなら、最後のセッションはジガブーとジョージ・ポーターのリズムセクションで演ってほしかったなぁ。
(ちなみに、この最後のビッグ・チーフの音はアルバム『1.Anthorogy』に収録されています)
余談ですが、パッケージに載っている写真で、明らかにシリル・ネヴィルなのに名前がジガブーと書かれている。Rhino、だめだよ〜