2.The Roots Of Rock vol.1「ブルースに焦がれて」
ピート・ウェルディング、トビ−・バイロン編 大栄出版

12人のブルース・ミュージシャンを取り上げた、ロック世代の為のブルース入門書。 ロバート・ジョンスン、マディ・ウォーターズ、ハウリン・ウルフなど当然の人選はともかく、ここにフェスが取り上げられるとは驚きだ。
フェスの項は、70年代始めにフェスと交友があったというロバート・パーマー(シンガーのロバート・パーマーではない)が執筆している。フェスやニューオリンズ音楽のみならず、ピアノ・ブルース全体を据えた内容になっていて、フェスの知られざるエピソードなども楽しめる。