8、続!ニューオリンズ・ツアーガイド(6日目)



さあ、ニューオリンズツアー最終日。
5日目に車が故障した敦子さんファミリー、これからどうなるのでしょうか!

「7日(金)

朝早く牽引が来て、車は修理工場へ。
しばらくして、見積もりの電話がかかってきて、値段を聞いて萎えたけど、背に腹は変えられない。
どのみち修理はしないといけないしね。
宿は11時にチェックアウトなので、荷物を置かせてもらってマガジン通り散策をすることにしました。

↓宿から数ブロック西に、1800ブロックあたりのマガジン通り、ブティックやレストラン、カフェが連なります。」

photo by Atsuko Taniguchi

「こんなことがあろうとは思わなかったけど、この宿のロケーションはとても正解でした。 歩いてマガジン通りのカフェやレストラン、ブティックに行けます。」

最初のページにも書きましたが、一応再掲。 こちらのお宿、The Atlas Houseです。

「ちょうど行きそびれていたニュー・オーリンズの有名なジュエラー、トーマス・マンのギャラリー I/O に行けてよかったです。Thomas Mann Gallery I/O(1812 Magazine St)
お店のお姉さんがとても愛想よい人で、マムー近くの出身のケイジャン、お祖父さんがケイジャン・ミュージシャンだったとかで、話が弾んで楽しかったし。
トーマス・マンのジュエリーでは気に入ったデザインのがイヤリングしかなかったのだけど、イヤリング片方売ってくれたので、ペンダントにしました。」


あ、そうそう!
敦子さんはジュエリーデザイナーさんなのです!

「↓これは何の店だったか忘れたけど、うさぎさんのドアの取っ手、こういうちょっとしたところに凝った事がしてあるのが多かったです。」

photo by Atsuko Taniguchi

ほんとだー!これ、かわいい!!!


「その先のアンティーク・ショップや他のお店もみて回り、宿のすぐそばのコーヒーショップ Corner Muse に入ってお店のお姉さんと色々話していると、3時頃、修理工場から修理完了の電話が入りました。
ちなみにこのお姉さんに、お店の交差する通りでもある「Terpsichore」って何て発音するの?って聞いたのですが、人によって違うのよーってお答えが・・・。
だから勝手に思う通りに読んだらいいと思います(な訳ないか?)。」


は?人に寄ってストリート名の読み方が違う?
な、なんて、大雑把な土地柄なんだ!ニューオリンズって!
つまり、あの「なんて読むんだ通り」は、地元でも「なんて読むのかご自由に通り」だったってことですね(笑)!

「ここのお姉さんも言ってたけど、ニュー・オーリンズはフランチャイズではない、このカフェのような個人経営のお店を大事にしているそう。
確かにスターバックスはあまり見なかったです。」


photo by Atsuko Taniguchi

「修理工場へは1マイルなので旦那は歩いて行き、私は宿に帰って荷物を運び出す用意。

↓ 旦那が週履行上に行くとき歩いた Martin Luther King Jr Blvd、この通りは Melponeme が St Charles Ave と交差するところで名前が変わります。
この通りはほぼ毎日通っていたのですが、ミッドタウンまで続いていて、とても黒人の多い通りでした。
ここよりもう少し北に行くと、道路の真ん中に歩道があるのですが、夕方になると近所の人たちが座ったり、ゲームしたりしてました。」



photo by Atsuko Taniguchi

へー、キング牧師の名前がついた通りがあるんですね〜
やはり、ニューオリンズでも崇められているんでしょうね。

「Martin Luther King Jr Blvd にはこういう壁画も多いです。」


photo by Atsuko Taniguchi

「ままはは」さんのところとは、全く趣が異なりますね(笑)!

「ほどなく新しいバッテリーとオルタネイターを積んだ車で旦那が帰ってきました。
最後の望みでフェス君のお家を見に行ったんですが、やっぱり閉まってました。
そのあと高速に乗ろうとしたら入り口工事中の為に何度もあちこちぐるぐるする羽目に。
「こりゃまだ憑かれてるのかねえ、ニュー・オーリンズから出るなって事か?」と旦那と笑いつつ、何とか高速に乗ってニュー・オーリンズ脱出成功か、と思ったら今度はメトリーあたりまで停滞に巻き込まれた(笑)。 最後の最後まで取り憑かれたね。」



photo by Atsuko Taniguchi

最後にまたフェスくん家に寄ってくれたんですね〜ありがとうございます!
でも、ほんと、ここいつ行けば開いてるんだろう・・・?

「**この日、本当は早起きしてプランテーションに行く予定だったんだけど、代わりに行ったマガジン通りの散策が思いの外楽しくて、悔いは残っていないです。
  多分、何かが「プランテーションには行くな」と私たちを引き止めたんだろうと思います。」


これ、実は旅行に発たれる前に敦子さんから聞いていたのですが、「当時の奴隷小屋をそのまま残しているプランテーションがある」ということで、「アフリカン・アメリカンの歴史には避けて通れない奴隷制度の様子がどんなものだったのか、実際見てこようと思います。」と、計画されていたのでした。

あたしも、ここはとても興味深いな〜って思ってたんですが、今回は残念でしたね。
でも、ほんとに「行っちゃダメよ」ってことかもしれないですね。

さて、盛りだくさんのニューオリンズ旅行はこれで終了。
この後、敦子さんファミリーは南西ルイジアナへ向かわれました。


今回のニューオリンズツアー、かなりのボリュームになりましたが、いかがでしたでしょうか?
フェスくんゆかりの地や、お墓巡り、グルメレポートに街散策、、、と、これからニューオリンズを旅したい人には恰好のガイドになるのではないかと思います。
また、日本に居ては伝わってこないロウワー・ナインスワードの現状もとても興味深かったですね。

これだけの膨大な情報を送って下さった敦子さん、ありがとうございました!
あちこち付き合わされた(のではないかと思われる)ご家族にも、よろしくお伝え下さいね!


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