プロフェッサー・ロングヘアーゆかりの地、ツアーガイド(番外編)



敦子さんのレポートをもう少しご紹介致します。

こちらも、ニューオリンズ好きにはお馴染みのライブハウス(兼ボーリング場)、ロックンボウルです〜

まずは、こちらをご覧下さい。


なんなんでしょうか、この全体に漂うB級感は。\(^O^)/

ロックンボウルは、ニューオリンズのSouth Carrollton通りにある、ボーリングと音楽が同時に楽しめるライブハウスです。 こちらがHP。
Rock'N Bowl

HP内の「GALLERY」のページに、貴重な写真が色々とありますね〜

あたしは一度も行ったことがないんですが、普通にボーリングやってる横にライブ・ステージがあって、ザディコバンドが多いイメージを勝手に持っていました。
あと、スヌークスもよく出てた印象があります。
スケジュールを見ると様々なジャンルのミュージシャンが出演してますが、実際、毎週木曜日にザディコ・ナイトをレギュラーで演っていたのが始まりだそうです。

場所はこちら。


ダウンタウンからは結構離れてるなあ〜
スーパードームからずっと西側、エアハート・ブールバード沿いに西に向かったところにあります。

「ぐらさんはロックン・ボウル行かれたことあるかどうかわからないんですが、フツーのボウリング場にステージがあってライブがあるとこです。

ロックン・ボウルはカトリーナでダメージを受けたので、現在ある場所はオリジナルの場所から1キロくらい離れてるかも?
カトリーナ後に移転して再建するにあたり、オーナーさんがオリジナルの雰囲気に忠実に再現したので、物の配置はちょっと違うけど、雰囲気はそのままです。
オリジナルの方は2階にあって、階段が急で怖かったけど、現在のは平屋。
ここはかなり古くからやってるけど、フェスくんが生きていた頃からあったかどうかは??ボウリング場としてはあったかも?

ステージの後ろに、ぐらさんもお馴染みの人たちがいます。(写真送ります)」


ああ、やっぱり移転してきたんですね。
この辺りは、やっぱりカトリーナの被害も大きかったのかなあ。


photo by Atsuko Taniguchi

「ロックンボウルのステージうしろにあるレリーフ。
ここはフェスくんはゆかりでないと思うけど、この方達はゆかりなんですね。」


掲示板にもちょっと書きましたが、ここで敦子さんとあたしのふたりの間で、ある疑問が浮上。
上のレリーフですが、左からジョニー・アダムスでしょ、エディ・ボーでしょ、で右側でギター弾いてんのがスヌークスでしょ。

あんた、誰?


試行錯誤した末に、アーニーケイドーだという結論に達しました!



ズラ!!

似てるかどうかは別として、、、フェスくんの銅像板と同様、なんともニューオリンズっぽいというか・・・
このユルいところが良いですね!
敦子さん曰く、やはりボーリング場ということで音響はあまり良くないとのことです〜

「ロックンボウルの楽屋(と呼べるようなほど広くない単なる仕切った一角)のおトイレ。
私の頭部付き(用はたしてない)。」



photo by Atsuko Taniguchi

なぜ、敦子さんはトイレの写真を撮ったのでしょうか・・・(笑)
この日はサニー・ランドレスのライブだったそうで(敦子さんはサニーさんともちょっとしたお知り合いなのだそうです)、楽屋の写真を撮って下さったんですが、なぜにトイレを?

でも、このトイレ、海外のライブハウスにしてはきれいな感じですね〜
日本でも、だいたいライブハウスのトイレは汚いもんね!
ロックンボウルは女子も安心ね♪うふ

さて、追加でこのトイレに関する更なる情報を敦子さんからうかがえました!

「因みにロックンボウルのトイレですけど、一般客のも綺麗ですよ。
楽屋の素っ気ないのと違って、一般の方はデコレーションも凝ってるし。

カトリーナのあとの移転後、私がまだ行った事ない時に知り合いに「新しい方のロックンボウル、どう?」って聞いたら「トイレが綺麗」って答えが返ってきた事がある(笑)。
オリジナルの方は、ステージの真横にトイレがあっていく人が見られたのが懐かしい・・そっちのも綺麗でしたけど、っていうか、一般客のトイレまでオリジナルの方の雰囲気で作ってあります。」


といわけで、なぜこんなにトイレ情報ばかりお伝えしているのか自分でも疑問を禁じ得ませんが、とにかくロックンボウルはトイレも必見ということです!
よく分かりませんが、そんな感じです!

さて、この他サニー・ランドレスのライブ会場での話なども少し教えていただきましたが、面白かったけどここはオフレコで。
やっぱジャズフェスの入場料は高過ぎだよね〜

「以下余談。 私のラフィエでの定宿ブルームーンはホステルなので、常連さんとは勿論ですが、いろんな人とお知り合いになれます。

ニュー・オーリンズに行く前に「ぷろふぇっさ・ろんぐへあさんのおうちをみにいきます」と言うと、フェスくんの事を知っていたのはイギリス人の人一人だけでしたぁ!
アルバカーキの人も、ヒューストンのクレオールの人も知りませんでした。
まぁケイジャンとザディコを中心のファンが多いので仕方ないかなとは思いますが、同じ州なのにラフィエともなると文化圏はまったくと言っていいほど違いますね。
それだけいろんな音楽がルイジアナのそれぞれの地域にあるというのは素晴らしいことなんですけど。

でもでも、そのイギリス人の人もフェスくんのティピティーナに歌詞があるのはご存知なかったです〜!!ははは。」


「ははは」って!!
「ははは」じゃないですよ、「ははは」じゃ!
ビッグチーフならともかく、ティピティーナに歌詞があることを知らないってどういうことですか!

てか、そもそもほとんどのひとがフェスくんのこと知らないのかよ!
ははは!\(^O^)/
ははは!\(^O^)/

でも、敦子さんがお書きのように、ルイジアナ州って地域によって様々に個性的な音楽が根を張っていて、これは本当に素晴らしいことですね!
多くの人が訪れたくなる理由も、そこにあるような気がします。

というわけで、駆け足でフェスくんゆかりの地を巡るツアーをご案内いたしましたがいかがだったでしょうか?

その他にも、例えばコンゴ・スクエアに行くと確かニューオリンズ出身のミュージシャンの名前が彫られた碑があって、フェスくんの名前も彫られてたと思うし(記憶違いだったらごめんね!)、ルイジアナ・ミュージック・ファクトリーに行けば窓のとこにフェスくんの可愛い絵が飾ってあったりして、そんなの見つけるだけでもテンション上がっちゃいますよ〜



ナコミさんにいただいたLMFのカード。
これの大っきいやつが貼ってるよ!

あと、前から気になってたフェスくんらしき人物の壁画があるのですが、これが「Ashe Culture Center の壁画」だそうだと敦子さんが教えてくれました。
ストリートビューでも見えます、これです〜


顔にボカし入ってて分かりにくいけど、一番左に書かれているのがフェスくんです!

あとは、「Mardi Gras in New Orleans」の歌詞に出てくるRampart StreetやDumaine Streetとか見つけるだけでもちょっと感動しちゃったりね。

あたしも長い間訪れてないのだけれど、敦子さんのレポート読んでまた久々に行ってみたくなりました。
カトリーナ被害のその後も気になりますよね。
是非みなさんも一度足を運んでみてくださいませ!

敦子さん、面白&詳細レポートありがとうございました〜\(^O^)/

(*本レポートは2015.6.12に作成したものです。その後の施設の移転・閉館など、最新の情報をお持ちの方はご連絡いただけると有り難いです。よろしくお願いいたします!)


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