Rockin' Dopsie, Jr.
もう随分前(97年4月12日)のことになるんで、今さらってかんじですが・・・ ニューオリンズのリバー・ウォーク辺りを歩いていた時のこと、 こんな↓カッコして携帯で電話してる人がいまして、今どき片足かけて電話って・・・と思ってよく見ると・・・ん? ロッキン・デュプシーの息子デイヴィッドに似てる・・・ (少し前にロッキン・デュプシー・Jrの名前を襲名したころだったと思う) でも、プラネット・ハリウッドのエプロンしてるし・・・なアホな・・・ と思っていたら、こっちに向かって歩いてくる。 んー、やっぱり似てる・・・ 私はこの少し前に亡くなったデュプシー・パパ のファンだったので 「あ、あの、ロッキン・デュプシーさんですか?」 と声をかけたら 「おっ、君は僕のファンなんだね?よし、一緒に写真を撮ろう!」 と、腕を引っ張って連れて行かれた。 (いやいや、私は君のパパのファンなんだ) 強引に私のカメラを奪って、近くにいた人に写真を頼んでくれた。 (その時の写真↓)(私は頼んでないっちゅうねん) 無理矢理肩を組まれて、その後キスされた・・・ (なんちゅう強引なおっさんや) その日、フレンチ・クォーター・フェスティバルのライブに出演していたヤツは、 やっぱりプラネット・ハリウッドのエプロンをつけたままステージに上がっていた。 相変わらずテンション高く、えらいロックっぽいステージング。 バンド編成も不思議で、ギターが2本、アコーディオン2本に、キーボードもいたと思う。 (メロディ楽器多すぎる。うるさいっちゅうねん。知り合いのミュージシャン総出演か?) デュプシー・Jr「いぇーーーーー!カモン!(と、マイクを客席にむける)」 客「いぇーーーーー!」 ミシシッピーの河岸付近の仮設ステージだったので、すぐ横を客船が行き来している。
なんと!クレオール・クィーンという客船 (うわぁーーー、さすがアメリカだよ。こんなことしていいのかね?) 客が大勢、船の甲板に出てきて船上で踊っている。 デュプシー・Jr「いぇーーーーー!カモン、クレオール・クィーン!(と、マイクを船にむける)」 クレオール・クィーン客船「(汽笛で)ぼっぼーーーーー!」 (う、うわぁーーー!汽笛で!いいのかぁ?!船長、そんなことしていいのかぁ?!) と、なんともテンションの高いライブでした。 しかししかし、デビッドのラブ・ボードは疾走感があって素晴らしい。 あういうロッキンな演奏では、なかなかヤツの右に出るもんはいませんな。 パパが持っていたホワンとした暖かさはないまでも、さすがは、Rubinファミリー。 ちなみにヤツは、その翌日のマーヴァ・ライトのステージ にも乱入してきましたとさ。 |