6.Rock 'N' Roll Gumbo (Polydor/Polygram POCP-2315)
1.Junco Partner 2.Meet Me Tomorrow night 3.Doin' It 4.How Long How That Train Been Gone 5.Tipitina 6.Rockin' Pneumonia And The Boogie Woogie Flu 7.Jambalaya (On The Bayou) 8.Mean Ol' World 9.Stag-O-Lee 10.Mess Around 11.Hey Now Baby 12.(They Call Me)Professoer Longhair
The Personal is: Professor Longhair(vocals/piano), Clarence"Gatemouth"Brown(guitar/violin-on"Jambalaya),Julius Farmer(bass) Alfred"Uganda"Roberts(conga),Edwin"Sheeba"Kimbraugh(drums)
Produced by:Philippe Rault
 アルバム6と7はどちらもロックンロール・ガンボ。74年4月、フェスの生まれ故郷ボガルーサでの録音で、ポリドール盤が発売された後、85年にホーンのオーバーダビングが加えられリミックスされた形で発表されたのが7のDancing Cat盤。この2枚は音源が同じというだけで、選曲も音質も全く違うので別アルバムと呼んでもいいだろう。 こちらのポリド−ル盤は国内盤も出ている。
フェスのリズムが素晴らしく、単純にブルースとラテンの融合といった言葉では表せない芳醇なムードだ。ある意味、非常に知的なポリリズムといった感じ。相変わらず、フレージングもシャレっけがある。 しかし、羽毛なみに軽いシバのドラムとウガンダさんの縦のりコンガとの迷コンビは、なんとかならんのか。
特筆すべきは、ギターでゲイトマウスが参加しているのだ。これがなかなか面白い。さすがゲイト、相変わらず小技が効いていて、音もいい。フェスに触発されてか、コミカルでシャレっけのあるフレーズもどんどん飛び出す。ジャンバラヤで嬉しそうにフィドルを弾いてるところも、なんとも可愛い。案外フェスのピアノとの相性もよい。