4.Houseparty New Orleans Style (Rounder CD 2057)
![]() The Personal is: (1-5,7-10,13,14) Professor Longhair(vocals/piano),Snooks Eaglin(guitar) Shiba(drums),Will Harvey,Jr.(bass) (6,11,12,15)Professor Longhair(vocals/piano),Snooks Eaglin(guitar) Joseph"Zigaboo"Modeliste(drums),George Davis(bass) Produced by:Quint Davis |
このアルバムと『Mardi Gras in Baton Rouge』は同じセッションからの音源。こちらハウスパーティーには、71年のバトンルージュ録音(1-5,7-10,13,14)と72年のメンフィス録音(6,11,12,15)が収録されている。
71年のジャズフェスで復活を遂げてから録音の機会を与えられたフェスが、実にのびのびとピアノを弾いている。これ以降(再発見以後)の録音には、不遇の時代を経て得られた人間の本質的な強さ、生命力、希望、喜び、ポジティブな生きざまが溢れている。躍動感あふれる歌も、ファンキーで申し分ない。 ギターは71年72年ともに、盲目の「人間ジュークボックス」ギタリスト・スヌークス・イーグリン。リズム感が秀逸の、圧倒的な個性を持つギタリストだ。いかにもフェス好みの勢いの有る演奏だが、ちとウルサイ。 特に14のGジャムはひどい。タイトル通りのGセッションなんだが、それはそれはドラムもギターも凄まじいジタバタぶりで、フェスひとり完璧にノリが違うDoin' Itを演奏するというエキセントリックぶりを発揮。いくらセッションとはいえ、この曲を収録してしまうってどうなんだろう?他に曲がなかったのか?と思ったら、ここから外れた曲を集めたアルバム『Mardi Gras in Baton Rouge』にはもっといい演奏があるじゃないか! (スヌークスのソロ作品についてはReference Data・Lesson5で) フェスの「おーいぇー!」というかけ声を合図に、無邪気にソロをとるスヌークスを「若いもんは元気やなぁ」とニコニコ見守るフェス・・・そんな光景が目に浮かぶノビノビとしたアルバムだ。 ちょっと気の毒なのは、ドラマーのシバ。71年のバトンルージュは彼が叩いているのだが、72年のメンフィスで叩いているミーターズのジガブーと比べると格が違い過ぎる。こんな風に編集されるとその差が歴然で、ちょっと可哀想だ。 ちなみに、ジャケ写のバックにぼやけて写っているのはライトニン・ホプキンス。なぜ?フェスとライトニンが?ライブアルバムのコーナーで紹介している『12.New Orleans Jazz And Heritage Festival1976』でも2人の演奏が聴ける。 |