Reference(Professor Longhair Album)
12.Collector's Choice featuring Professor Longhair(Rounder 2082)
Professor Longhair(1-10)1.Go To The Mardi Gras 2.Every Day ,Every Night 3.If Only I Knew 4.Cuttin' Out 5.Big Chief 6.big Chief(alternate take) 7.Everyone's Blowing 8.Everyone's Blowing(alternate take) 9.I Beliave I'm Gona Leave 10.A Whole Lot Of Twisting 11.Carnival Time(Al Jhonson) 12.Don't Mess With My Man(Irma Thomas) 13.You Talk To Much(Joe Jones) 14.I Don't Talk To Much(Martha Carter) 15.Double-Eyed Whammy(Tommy Ridgley) 16.Check Mr. Popeye(Eddie Bo) 17.Mama Don't Know(Bobby Michell) 18.Genevieve(Lenny Cappelo) 19.Feelin' Right On Suturday Night(The Velvetiers)
 これは本当にコレクターズ・チョイスだ。オムニバス盤なのだが、フェスが10曲収録されており他では聴けない名演が含まれているので、あえてここで取り上げてみた。
リック・ロン・リップに残されていた50年代後半から60年代始めの録音集で、前半の10曲がフェス、残りは他のニューオリンズ・ミュージシャンの音。 アル・ジョンソンにしろ、アーマ・トーマスにしろ、マーサ・カーターにしろ、後半はほとんどが有名曲だが、フェスの録音は隠れた名曲がざくざく。どこにこんな曲が埋もれていたのかと驚いた。
有名な名演・59年のロン録音「ゴー・トゥ・ザ・マルディグラ」「カッティン・アウト」や64年ウォッチの「ビッグチーフ」はともかく、62年のリップ録音は「よくぞ探してくれた!」といった感じだ。
7、8の「エブリバディー・ブロウイン」はフェスらしいコミカルで底抜けに明るいフォンキーな曲。9の「アイ・ビリーブ・アイム・ゴナ・リーブ」はライブでも時々歌っているが、珍しく泣かせる。10の「ア・ホール・ロット・オブ・トゥウィスティング」は「ホール・ロッタ・ラヴィン」の改作で楽しくフォンキー。2「エブリデイ・エブリナイト」あたりのシングルのカップリング曲も珍しい。
やっぱりこの時期のフェスは最高。音質もいい。